どんな仕事を覚えるのか

寿司職人とは「お寿司を握る」職人です。でもお寿司屋さんを経営するということは、単にお寿司が握れるだけではやっていけません。高砂寿司では、寿司職人として一人前になるためのカリキュラムはもちろん、寿司屋を経営していくノウハウも伝授し、将来お寿司屋さんとして独り立ちするために必要な仕事を身につけることができます。

寿司の技術だけではなく、お客様との接し方、原価計算、宣伝方法、常連さんの獲得方法、何回も来ていただけるためのノウハウなど、現場ならではの経営技術を身につけることができます。

また、お寿司屋さんを経営するためには「調理師免許」を取得する必要もあります。また場合によっては「ふぐ調理師免許」を取得したいという希望もあるでしょう。それに関しても指導させていただきます。

お寿司屋さんは和食の代表的なカテゴリーであり、すでに世界に通用する料理で、「Sushi」という言葉は世界で通用します。その和食に支えられて日本人はとても繊細な味覚を持っています。その日本人の身体の中で一番敏感な部位のひとつである「舌」を満足させることは一朝一夕にはできません。お寿司は素材と仕事が一瞬で合わさり、それがお客様の舌上で広がる一瞬の勝負です。そのためには食材の鮮度を見分けること、その食材に適切な下ごしらえをすること、その素材を切る時の切断面の状況、これらに気を配って初めてお客様の「美味しい」に繋がります。その一瞬のために寿司職人は日々努力していきます。

「和食やお寿司は修行が厳しい」という認識を持っている人も結構いらっしゃいます。しかし実際のところ、一流になるにはどの分野でもそれなりに経験の積み重ねが必要で、西洋料理だから楽で和食やお寿司だから厳しいという訳ではありません。しかし言えることは「和食やお寿司は修行しやすい」ということです。

一流になるにはその料理の一流に触れなければなりません。イタリアンならイタリア、フレンチならフランス、その料理の源流に触れて初めて一流になれます。しかし和食なら日本が一番です。和食なら日本語で修行ができますが、他の国の料理なら他国の言語をまず覚えなければなりません。

どのように経験を積んでいくのかを別ページにまとめました。一緒に世界に通用する寿司職人になりませんか?

高砂寿司では、皆さんの挑戦をいつでも応援します。